ベトナム旅行記10 そんなに微笑まないでくれ、惚れてしまうだろ

 

 

 

 

ニャチャンの夜(20時前後)はこんな感じ。

 

 

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女性の一人歩きは問題ないと思います。

男性の一人歩きの方が落とし穴が多そうです。

ドラッグ、SEX産業ですね。

 

 

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夜になるとビーチではBBQをやってるグループがいます。

そして砂浜整備の重機が入って来る。

ニャチャンは浜辺の清掃もマメです。

観光収入はこの街では大事な所得。

また訪問者のモラルもいいほうじゃないですかね?

今はロシアの富裕層とローカルが半々でビーチリゾートを楽しんでる感じ。

 

 

 

 

 

 

大手外資ホテルグループの参入は続いています。

この流れが続いたらこのビーチはどうなるんだろう?

と思ってしまします。

 

 

 

飲食店も
スターバックスやバーガーキングが参入してきたら?

良く訓練され画一されたサーヴィス。

 

 

 

 

 

勝手な意見を言わせていただくと、つまらなくなります。

 

 

 

雇用など、現地の人は少しでもの「発展」を期待するでしょうが。

アタシの様な部外者は勝手に「ほどよい」発展を願っておるのです。

 森高千里さんの故郷熊本に対する勝手な思いの歌と変わりません。

 

 

日本語は当然、英語すらも通じない。
のんびりの商店が連なってるニャチャンが好きなんだ。
不便で衛生的に良くない店もある。
でも
グローバルなチェーン店なんて要らんよ。

 

 

 

勝手なもんですね。

 

 

 

 

 

 

で、今夜はココに寄ってみました。

 

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店先ではベトナミーズローカルの若者達が屯しているようなお店です。

写真には全然写っていませんが。

 

 

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写真が良くないですね。

 

3グループ程いて賑々しかったんですが、これはちょうどお客さんがはけたあとの写真です。

前に紹介したVEGANバインミー屋台の近所です。

 

 

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ココへは飲みにきた。
食事は済ませてた。

ベトナムラムやウオッカ。

ベトナミーズハードリカーが飲める。

 

 

 

 

あら?

 

VEGANメニューもあったのね。
しかもメニュー豊富!
全っ然フードは期対していなかったのに。

 

 

特にVEGETARIAN対応を大きく打ち出してる店では無いのですが。

 

 

イケイケな感じのベトナミーズの活気あるTATTOOありのあんちゃん達と綺麗好きなママさん、そして存在理由のわからないおばあちゃん。
という構成で店は切り盛りされている。

 

ばあちゃん、ひたすら何か食ってました。

 

 

 

グローバル企業の飲食店なら矯正、淘汰されるでしょ?そんなの。

 

いいんだよ、こっちが。

ここちいい。

 

 

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良く見たらVEGETARIANって書いてありましたね

 

あんまりお腹が空いていなかったけど、VEGAN揚げ春巻きをオーダーした。

 

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うまいよ。うまい! 

 

 

もうちょっと早く知りたかったな、
明朝にはこの街を離れちゃうのだ。
残ねーん!!

 

 

 

 

 

*ワンポイント*
ニャチャンにはこの他にもインドカリー屋もあったし、菜食を掲げていなくても割とベジタリアン対応メニューを持っています。ただし、インド系ベジと言うか乳製品は使われているメニューが多かった。

全般的にベジタリアンでも食には全然困らないと思います。

 

 

 

 

 

そして
21時少し前。
アタシはルイジアナブリューハウスに鎮座して生バンドを不真面目に聞いていた。

通い慣れた店だからとかホテルに近いからとか。
いくらでも言い訳ができる。

この旅では気の向くまま一切の約束事はしたくなかったけど
誘い全てに背を向ける態度っつーのも、言い換えればその誘いに縛られている訳ですよね。。。

 

 

それは自由ではない。

 

 

 

で、あるからして、、、

 

 

 

 

 

あー面倒くさい。

 

 

 

 

正直に言う
あの子の10000万ドンの笑顔にやられて、のこのことルイジアナブリューハウスに舞い戻ってきておるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

100人くらいは余裕で収容出来そうな店内はほぼ満席状態。
テーブル席の空きも探せばまだあったが、カウンター席に尻を据えていた。

照れくさいから「それ」迄の話し相手がみつかるといいなと思っていたの。

独りで飲みにくるお客さんとくっちゃべりながらさりげなく「彼女」を待ちたかったのだ。

ひとりで目をギラギラさせて彼女を待ってたら気持ち悪いでしょ?

 

 

セコいんですよ。
ほんとうにセコい。

 

 

 

ところが、アタシのように単独行動をしている様な寂しい輩はこの街には希有らしい。
結局、1、2杯、ここの地ビールを独りぼっちでやっていた。

 

 

 

 

「来てくれたのね」

 

 

 

 

彼女だ。

 

 

 

 

 

まぁね。

 

 

 

「生バンドはあれだね」
待っていた事とはいえ、なんだか照れくさくてどうでもいい言葉を急いで接いだ。

 

 

 

 

 

 

生バンドは媒介に過ぎず。
TOTOもEAGLESも全く心を打たないのだ。

 

 

 

 

彼女はまたニコニコ。

それ!それがアタシを狂わせるんだ。

 

 

 

 

アタシゃそこから約2時間怒濤の如く喋り倒した。

よくもネタが尽きなかったね。

まぁ「彼女」が聞き上手、引き出し上手なんだろうな。

 

 

 

 

政治、音楽、料理、旅行、トーキョー、ベラルーシ….

この2年間を取り戻すかのように喋り倒した。

 

 

「彼女」はアタシのくだらないネタでよく笑ってくれた。

 

 

またそれが見たくてアタシはまたしょーもないネタを総動員する。

 

そして「彼女」の笑顔を得る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「彼女」はベラルーシの出身。

この街には友達の誘いで来たそうだ。

残り数ヶ月、ヴィザ有効期限いっぱいまではバイトしながらベトナムで過ごすと言う。

店の制服は着ていないがこうやって話している間も勤務中なんだ。

お店では、どうやらロシアン観光客とのコーディネーターという役割を担ってきたようだ。

その日も店には間断なくとロシア人グループが次々と来店してきていた。

そんな彼らをロシア語でエスコートするのが店から与えられた「彼女」の役目だのに、

 

この貧相なジャパニーズの横にずっと付いてていいのかい?

 

 

 

時折、
「ごめんね、ちょっと待っててすぐ戻るから」
なんつって新規来店のロシア人グループのエスコートをしに中座することがもあった。

 

 

あ、これで終わりかな。
アタシはしずかに合点した。

 

 

 

 

でも。

 

 

 

でも?

 

 

 

 

でも!

 

 

 

 

でもだよ?

1、2分すると何故か必ずアタシの隣の席に戻ってくる。

あのアタシをダメにする笑顔で。

 

そして
他にも大勢来店があるのに、なぜアタシのそばにずっといるのさ?

 

 

 

「彼女」のそんな態度は
トーキョー高円寺という街でこの2年間、ヒヨコ豆を洗っては挽き、洗っては挽きを繰り返し、ファラフェルに無償の愛を注いできただけの純なおっさんを勘違いさせるには十分なアティチュードであった。

 

 

 

 

 

惚れた。

 

 

 

 

 

 

惚れたさ。

 

 

 

 

 

 

 

「くぅろぉ〜〜〜ヅざウインドぉ〜♪」

アタシはくちずさんでいた

入店時はあれほどアタシ的にはシラケていた生バンド。
この時演奏されていたボズスキャッグスは妙に沁みたりした。

WE ARE ALL ALONE

なんてすてきな唄なんでしょう。

AOR恐るべし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、わたし、勤務時間は終わってるわ」
彼女は腕時計に目をやった。

 

 

永遠でもオーケーと思ったこの時に終わりが来た。

 

 

 

 

 

また来てね、バイバイ!

そんな言葉で終わらせてくれたらよかった。

 

 

 

浮かれたアタシもハタと目を覚まし、
シャン!と自分を取り戻せただろう。

勤務終了。

あなたとのトークタイムも終了ってことよ

そうやって線を引いてくれていたら。

 

 

 

 

わかりやすいよね。
夢は褪めてアタシも自分にかえれる。

 

 

 

だのに、

「あなたはここに残る?」
「彼女」はアタシにこう問うたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

おい!当然
「どっか場所変えて飲む?」
って返事だよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

アタシは愚かしくも
「んー、そうだね。」
と応えてしまった。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

極み。

 

 

 

 

 

 

馬鹿の極み。

 

 

 

 

 

 

そこは
「どっか場所変えて飲む?」
って誘い出すところだろ?
この三文奴!涙

 

 

 

 

 

5分後のアタシが泣きながらこの時のアタシを責めるがもう手遅れ。

 

 

 

 

 

 

くぅ〜一緒に退店ってチョイスだろ!

痛恨!自分の間抜けさ加減に絶望する。

 

 

独りに慣れ過ぎていた。

 

 

 

 

「彼女」の質問の真意は実のところわからないが、笑。

 

 

 

 

ニャチャン最後の夜は、
斯様にして抜け殻と成り果て、「彼女」の幻影を追い求め街を彷徨い終わった事実だけが残った。

 

 

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